ホームページをリニューアルする意味-前編

ホームページを作るにあたって、多くの方が「どんなデザインになるの?」ということが気になると思います。ですが全工程の中でデザイン作業の割合は2〜3割程度です。この記事では、WEB制作会社であるグッドクルーがホームページをリニューアルするにあたって、何を考えてどのようにリニューアルしたのか、またそれが皆様にどのように参考になるのか、赤裸々にお伝えしたいと思います!

K.Kanda

リニューアルってそもそも必要ですか?

いきなり仕事が減りそうな見出しです。

今回のグッドクルーのホームページはリニューアルを必要としていましたが、お客様のWEBリニューアルを請け負う場合には、必要か必要でないか、から考えるようにしています。「デザインが古くなった」「新しいブラウザで見れない」「商材が新しく追加された」など、様々な理由でリニューアルのお話をいただきます。まだまだ景気回復とは言えない中、なるべく無駄な予算は使いたくないですし、せっかく使うなら有意義なことに使いたいですよね。

わからないことはプロに聞く

予算を確保する前に、知り合いのWEB制作会社やWEBディレクターなどのプロの方に「リニューアルした方が良い?」と直接聞いてみることを強くオススメします。善良なWEB制作会社であれば、きっと無料で真摯に相談にのってくれると思います。一番無駄のない予算の使い方を提案してもらいましょう!(WEB制作会社の皆様、ですよね!ね!)

グッドクルーのリニューアル理由

以前のグッドクルーのホームページは「ブランディングラボ」という名前で開設していました。当時の弊社の状況は、コンサル型の受託業務に焦点を絞っていました。現在では「出会いたいお客様」「事業方針」「収益構造」など多くのビジネスモデルを変更したため、自然な流れでホームページをリニューアルすることになりました。

WEB上の店舗は何平米か?

意味の分からない見出しから入りましたが、そもそもホームページとはWEB上にある店舗です。リニューアルするにあたってはホームページをどうするか?ではなく「新しい店舗」をどうするか?という認識を持って戦略を考えていくことが実は大事だったりします。そして、非常に忘れがちな視点でもあります。

まずは出店計画をたてる

店舗を構えるビジネスを行っていないため、ざっくりになりますが実際の店舗を作る際に考えることはこの辺りでしょうか。

  • 形態
  • 出店するエリア・駅
  • 出店場所・通り
  • 商材
  • 平米数
  • 回転率
  • スタッフ
  • 集客方法
  • 売上目標

「全然WEBじゃないじゃん!」というお叱りが聞こえてきそうですが、上の項目はWEBに変換すると

  • 形態→ EC?コーポレートサイト?LP?モール?メディア?
  • 出店するエリア・駅→ ブランドポジショニング
  • 出店場所・通り→ 狙いたいSEOキーワード
  • 商材→ 商品、コンテンツ
  • 平米数→ サーバ容量、ページ数
  • 回転率→ セッション、PV、再訪率
  • スタッフ→ コンテンツ、EFO、接客ツール
  • 集客方法→ SEO、広告、SNSなど
  • 売上目標→ KGI、KPI

となります。WEBっぽくなってきましたね。
実際のリニューアル作業にあたってこの辺を大雑把にでも決めておけると、リニューアル後に改善策を考えることができると思います。もちろんリニューアルしてすぐに成果が出ることがベストですが、様々な要因が絡んでくるため、そう簡単に成果は出ないことがほとんどでしょう。一番大事なファクターとしては、店舗や支店を作る際に社内から店長、支店長、スタッフを選出するのと同じように、WEB制作会社に全て任せるのではなく、社内で熱意を持って運用する方が居るかどうか?だと感じています。

出店の目的はなにか?

ECサイトの場合は目的が明確になっていますが、今回のようにコーポレートサイトの場合、具体的な目的を設定せずに作るお客様が多いです。
ショールームなのか、販売も行うのか、支店的役割なのか、ブランディング訴求がしたいのか。
戦略によっては、別途、問い合わせ獲得のためのプロモーションサイトを用意し、コーポレートサイトはシンプルにリリースを伝えるのも良いでしょうし、企業ブランディングの一貫として取り組み、社内外へアピールするのも良いと思います。大事なことは「コーポレートサイトで何を達成したいのか?」考えることです。

前半では、リニューアルするにあたっての作業ではなく、心構えや予算獲得前の話をさせていただきました。
後半でより具体的な考え方をご紹介してきたいと思います。

 

後半につづく

Keisuke Kanda

GOOODCREW inc. Producer / Keisuke Kanda

神田京介

GOOODCREW inc. Producer / Keisuke Kanda

国境の島生まれ。メディア発デビューは、8歳の頃。海で溺れるも姉がそれをネタに新聞に投稿し見事写真付きで掲載。AVクラブ(というエロくないレンタルビデオ屋)、雀荘の夜シフト、広告代理店丁稚、素人偽編集長、酒の弱いバーテン、企画書をひたすら作る人、などを経て、難しいことをなるべく簡単にする仕事を頑張っています。良い人そうって思われてそうですが、外面は結構良い人だと思います。

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