Thinking,
Own Project

2022.02.21

バーチャルオフィスでも移転をした話

2022年の2月、GOOODCREWでは事業成長・人員拡大に伴い、オフィス移転をすることになりました。コロナ禍の中、リアルオフィスの引っ越しだけでなく、テレワーク効率化のため様々なコミュニケーションツールを導入した苦闘を、皆さんの参考になればと思い公開します。

K.Kanda

コロナ禍、人員拡大のオフィス移転で考えたこと。

2022年2月のコロナ禍の中で、GOOODCREWではありがたいことに事業成長で人員拡大をしたことにより、引っ越しを余儀なくされました。移転先のオフィスを決めた2021年冬の段階では、コロナ感染状況は落ち着いていましたが、まだまだ余談を許さない状況でした。GAFAがそうであるように、(といっても比較するレベルではありませんが)やはりオフィスに集まることの重要性も強く感じていました。しかし、コロナへの対応ということと、GOOODCREWという組織の目指すべきこととして、多様な働き方や関わり方があります。そして、「オフィス」はあくまでも、ベース基地として存在することが重要だと考えていました。

テレワークの課題はやっぱりコミュニケーション

元々Web業界でリモートワークは「ノマド」という呼び方で存在していました。そのため心理的には比較的スムーズにリモートワークの導入は出来たかと思っています。しかし一方で、人員が増えつつある中、新入社員や慣れない業務に直面する社員のために、高い頻度で質の高いコミュニケーションも必要でした。

会社に居れば自然発生的に生まれるコミュニケーションが、リモートワークでは生まれづらい。リモートワークでの文字を中心としたデジタルなコミュニケーションでは、課題が見つけづらく、また、声もかけづらい状況でした。

色んなコミュニケーションツールを試してみた

そんなコミュニケーション上の課題を解決するために、色々なツールを試してみました。まず取り組んだのが、ChatworkとZOOMの導入。これは一般的なツールなので、今では当たり前になった感がありますね。

また、コミュニケーションの質が低くなることをカバーするために、常々行っていたワークフローの改善や脱属人化を促進する必要がありました。今ざっと数えただけで70のマニュアルが用意されており、今後もさらにワークフロー改革を進めていくつもりです。合わせて新しいプロジェクト管理ツールとファイル共有・リアルタイム共同編集が可能なGoogleDriveを導入。元々考えていた属人的にならないワークフローが形作られていくことになります。

Discordに行き着いたが、まだまだ課題が。

リモートワークでChatworkを使う上で、コミュニケーションの質がなかなか上がらない状態でした。そのため様々なコミュニケーション上のルールを策定。プロジェクト管理ツールやgoogleDriveの導入、マニュアル策定により、質は上がったかと思っていました。しかし、合理性を突き詰めれば突き詰めるほど「ゆるいコミュニケーション」が起こらなくなったように感じました。

例えば、隣の先輩に軽く質問をする。悩んでいる部下を見て上司が声をかける。雑談の中からアイデアが生まれる、など、リアル空間ならではの実は効果的だったゆるいコミュニケーションが起こりづらい環境にありました。そんな中、すぐに声がけ出来るツールとしてボイスチャットアプリdiscordというツールを入れました。詳しくはこちらの動画で説明されているので、興味がある方は是非ご覧になってください。

discordとはゲーム実況のユーザーを中心に広がっていったボイスチャットアプリで、「常時接続」でまるで隣にいるかのような感覚で声がかけられ、わざわざzoomやteamsなどを立ち上げる必要がないコミュニケーションツールです。ボイスチャットルームが作れるため、ログイン(出勤)状況も分かり、なんとなく同じ部屋の中に居る感覚が持てる良いツールだと感じていました。最初の数ヶ月はそこそこコミュニケーションが取れているかな、と思っていましたが、使っていくうちに、上から下へのコミュニケーションは取りやすいが、下から上、横同士のコミュニケーションはあまり活性化しているとは言えませんでした。

Gatherを導入して良かったこと

そんな中見つけたのが、Gatherという一風変わったツールです。Gatherとは画像で見てもらったら分かるように、昔のRPGゲーム風の見た目をしたバーチャルコミュニケーションツールです。詳しくはこちらの動画を見てもらえると一目瞭然ですが、簡単にGahterの特徴をお伝えすると

  • ゲームのように仮想空間の中を動き回れる
  • わざわざURLで招待しなくても、近づくだけで話が出来る
  • 現実と同じように近くに居る人の声は聞こえ、遠くに居る人の声は聞こえない
  • 仮想空間上のマップは作ることが出来る

といったところです。

GOOODCREWでは、フルリモート勤務のスタッフがいるためコロナが落ち着いてからも全員出社するわけではなく、また、今後、採用戦略として東京ではない場所で働きながらリモート出勤するスタッフも増やす可能性もあります。そのため、文字だけでもなく、ビデオ通話だけでもなく、「(バーチャル)オフィスに出勤」することが出来ること、また「人が居るという実在感」を感じられること、「現実世界に近いフランクさで声をかけることが出来る」こと、そんなGatherは今のGOOODCREWにとってリモートワークの良いコミュニケーションツールとして上手く機能しているようです。

GOOODCREW旧オフィス

そこでようやくタイトルの話になりますが、Gather上のバーチャルオフィスでは今までのオフィスをかたどった空間からと、移転先のオフィスをかたどったバーチャルオフィス空間へと引っ越しした形になりました。ちなみに記事の一番上の画像が新オフィスで、すぐ上にある画像が旧オフィスの感じです。(まだまだごちゃついていますが是非新オフィスに遊びに来てください)

こんな相談があれば是非。

ということで、GOOODCREWのリモートワークにおけるコミュニケーションの変遷と今をご紹介いたしました。

GOOODCREWでは「中小企業をかっこよく」を合い言葉に、Webを中心にして様々な課題解決に取り組んでいます。Webを使って売上を上げたい、という明確なものから、なんかデジタルっぽいことだけど誰に相談したらいいか分からないというふわっとしたものまで、まずは一度ご相談いただければ幸いです。今後ともGOOODCREWをどうぞ宜しくお願い致します。(尚、現在ホームページ上のフォームが故障中でして、メールよりお問い合わせお願いいたします。ご迷惑おかけいたします。絶賛修理中!)

Keisuke Kanda

GOOODCREW inc. Producer / Keisuke Kanda

神田京介

GOOODCREW inc. Producer / Keisuke Kanda

国境の島生まれ。メディア発デビューは、8歳の頃。海で溺れるも姉がそれをネタに新聞に投稿し見事写真付きで掲載。AVクラブ(というエロくないレンタルビデオ屋)、雀荘の夜シフト、広告代理店丁稚、素人偽編集長、酒の弱いバーテン、企画書をひたすら作る人、などを経て、難しいことをなるべく簡単にする仕事を頑張っています。良い人そうって思われてそうですが、外面は結構良い人だと思います。

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